一流企業は、なぜ? 学歴重視
学歴とはワインのラベルと同じもの?!
学歴フィルター
著者 福島直樹
発売 2018年5月
著者は、就職コンサルタントとして
就職・採用にかかわる執筆、講演活動を行っています。
http://cari.jp/
新卒採用の会社説明会
偏差値の高い大学の学生は参加できるのに
偏差値の低い大学の学生だと「満席」を理由に申し込めない
こらがいわゆる「学歴フィルター」との事です。
学歴フィルターの現状について
入試偏差値から「上位校」「中位校」「低位校」の
3つに分類されているとの事です。
有名企業の半数が、採用人数を大学別に振り分けていて
具体例を用いて解説しています。
上位校の学生は人柄・意欲・能力の面で優れている。
上位校の学生は自分の考えを話す。
上位校の学生は質問や応募にも積極的でかつ同僚が多い。
よって、有名企業は「優秀な学生」が多いとの事です。
しかし、著者は、中堅偏差値大学、低偏差値大学でも
努力や積極的に行動する事によってチャンスも有り
大手に内定する可能性があることも述べています。
偏差値が高い大学(ランク)
SS 東京大
S 京都大 大阪大・名古屋大・東北大
早稲田大・慶應義塾大・一橋大
東京工業大・東京外国語大
お茶の水女子大・筑波大
神戸大・九州大・北海道大
A 横浜国立大・東京農工大・ 国際教養大・上智大
首都大東京・大阪府立大・大阪市立大
東京学芸大・名古屋工業大・奈良女子大
東京理科大・千葉大・ICU
電気通信大・金沢大・岡山大・広島大
横浜市立大・名古屋市立大
偏差値の低い大学
偏差値50以下の大学
ボーダーフリー大学(Fラン大学)
偏差値35以下
受験数が少なく、偏差値を割り出すことができない大学
厳密に言えば、合格最低点の基準がなく
定員割れで実質競争倍率が1.0を下回る大学
受験さえすれば誰でも入れる全入大学
まとめ
今は、高校生の6割~7割の方が大学へ進学されているようで
それにより、奨学金を利用されている方も多いようです。
奨学金にも給付型、貸与型(無利子・有利子)があるようで
大抵の方は、貸与型の利用が多く、これは連帯保証人付きの借金となります。
返済は社会人になってからですが、とても高額な借金を
長期に渡り返済して行かなくてはなりません。
例えば、低偏差値の大学を卒業し、薄給の会社にしか入れず
結果、転職、離職を繰り返す・・・
それにより奨学金の返済が滞るケースもあるようで
トラブルになったり、精神的に追い詰められるケースもあるようです。
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