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考えるとは、何を考えるのか
考えるとは、どのように考えるのか






東大教授が教える知的に考える練習

著者  柳川 範之

発売  2018年2月



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http://cari.jp/




頭のよさとはなんだろ~
頭のよい人はどのように考えるのだろ~
常日頃からそんなことを思っていたのですが
そんな疑問にヒントをくれる一冊です。




□ 考えるための土台を作る

考えるとは情報を『調理』すること
情報を『調理』して自分の疑問や関心に変える
1つの情報から様々な角度で物事を捉える

頭の中で揺らして物事を多面的に捉える
頭の中で網(アンテナ)を張る

情報はオリジナリティが重視されやすい
情報処理の基本はファイルの整理と同じ


思いがけない組み合わせを考える

共通点を探す
異なったジャンルの情報から解決策を得る

相違点を探す
似ているように見えるけれども本質は違う


 


□ 頭のよさとは習慣(クセ)

抽象化して考えるクセをつける
具体化して考えるクセをつける
構造化して考えるクセをつける

具体化→抽象化→構造化
抽象化→具体化→構造化
行き来する思考法

本質的なところは何か?と、探すクセをつける
絶えず視点を変えるクセをつける

常に問題意識をアップデートする
違う形のアウトプットをする
大事だと思う点、興味深いと思うことをピックアップする


抽象化とは
対象から注目する要素を抜き出す

具体化とは
抽象的なものごとを実際に形にする

構造化とは
すべての情報を整理する




□ まとめ

情報が簡単に入手できる現代
膨大な情報に流されたり
正解を探そうとして他人の意見に左右されたり
または、簡単に情報が手に入ることで
自分で考えることをしなくなってしまいがちです。

そんな 情報オーバーロードの中
どのように生きていけば良いのか・・・

決して頭が良い方ではないので(笑)
一生懸命考えるしかないのですが
抽象化して考えること
タイトルにもある『知的に考える』こと
すぐには修得はできませんが、練習したいと思いました。



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