史上初、死者を出したハイジャック
史上初、SATが強行突入したハイジャック
2001年9月11日米国同時多発テロ事件以降
保安検査場において
着衣の上から直接触れる接触検査や
靴に対するX線検査を随時実施させていただく
場合があるなど、搭乗前の保安検査を強化しております。
【引用元:国土交通省】
日本では
ちょうど20年前の1999年の7月に
ハイジャック事件があり
その4年程前の1995年の6月にも
ハイジャック事件がありました。
共に日本を揺るがす大事件となりました。
全日空61便ハイジャック事件
1999年7月23日
羽田空港発(午前11時23分発)新千歳空港行き
機体は30分送れで離陸
離陸後間もなく、「本機はハイジャックされています」と
機内アナウンスが流れ
犯人は、バックから取り出した包丁をCAにつきつけ
操縦室を開けさせ、機長を刺殺、操縦かんを握ったのです。
なぜ、犯人は機内に包丁を持ち込めたのか・・・
それは手荷物預かりシステムの盲点でした。
犯人は先に日本航空で羽田まで来ており
その際、手荷物の中に包丁を入れていました。
その手荷物をターミナルビル1階で受け取り
2階の出発ロビーに向かい全日空61便に乗り込んだのです。
当然、この行為は禁止行為です。
しかし警備も手薄だった事もあり
すんなり出発ロビーに到達したのです。
※ 現在では、このような行為はできません。
飛行機ゲームに夢中になっていた犯人は
現実でも操縦できると思い込み
このような大事件を起こしてしまいました。
そして、ハイジャック史上初
死者が出てしまった事件です。
全日本空 857便ハイジャック事件
1995年6月21日
羽田空港(午前11時23分初)函館空港行き
離陸後間もなく犯人にハイジャックされ
機長は、ハイジャック信号を発信します。
そこから15時間にも及ぶ攻防戦が始まるのです。
凶器は、アイスピックのようなものと、袋に入った液体
ハイジャック史上初、警察の特殊部隊「SAT」が
強行突入した事件です。
航空保安検査
保安検査場で、保安検査員が乗客1人々に行います
基本、それぞれの航空会社が検査会社に委託しています。
機内持ち込み手荷物へのX線検査と金属探知機
貨物スペースに預ける、荷物(受託手荷物)検査
液体持込制限の詳細
国内線
0.5Lまたは0.5kg以下の化粧品類
ペットボトル。水、お茶、ジュースは持ち込めます。
国際線
100mlずつ入っている個々の容器であること
全部足して1L以下であること
ジッパー付き透明プラスチック袋に入れること
ペットボトル。水、お茶、ジュースは持ち込めません。
航空
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