ヤングケアラーの実態とは・・・
介助(ケア)の知識のない子どもたち
ヤングケアラー、この言葉をご存知ですか?
家族に介助(ケア)が必要で、身の回りの世話をする
18歳未満の子どもたち、または若い世代を指します。
・家族に病気や障害があり、家事一切をやっているケース
・家族に病気や障害があり、入浴やトイレの介助が必要なケース
・家族に病気や障害があり、経済的な理由で労働しているケース
・家族に認知症、難病、精神疾患があり、気遣うケース
・家族がアルコール、ギャンブル、薬物の問題を抱えていて見守るケース
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□ ヤングケアラーの実態
18歳未満の子どもの場合、通学をしながら家族をサポートしています。
部活動や友達との遊びをあきらめ、学校と家の往復だけとなり・・・
最悪、学校が休みがちになってしまいます。
また、周りに同じ境遇の子がいない為、誰にも相談ができず・・・
自分がヤングケアラーと気づくことができません。
20代の若者の場合、仕事をしながら家族をサポートしています。
しかし、会社を休みがちになり、結果、会社を自主退社したり
将来への希望が持てないと言う現実があります。
□ ヤングケアラーと法整備
・ヤングケアラーを早期に発見する制度
・スクールカウンセラーやソーシャルワーカーによる相談できる制度
・家庭の家事や育児(幼い弟、妹)を代行する制度
・介護サービスを支援する制度
具体的な法案は上がっていませんが
支援団体などが啓蒙活動を展開しています。
□ ヤングケアラー 支援団体
日本ケアラー連盟
ヤングケアラーについての調査
ヤングケアラーの政策支援に向けての取り組み
ヤングケアラープロジェクト
ケアラーアクションネットワーク協会
家族を介助(ケア)する中高生同士の対話プログラム
zoomによる無料セミナー
福祉と介護のきほん講座
□ まとめ
正直、大人でも家族の介助(ケア)や世話は心身ともに大変です。
それが子どもだった場合、苦労は計り知れません。
やはり、そんなヤングケアラーを早期に発見して
手を差し伸べてあげれるのは周りの大人達だと思います。
また、ヤングケアラーだけではなく
家族全体のことも考え広い範囲の支援が大切とのことです。
cari.jp
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