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根深い社会問題
現代の日本が抱える問題




映画の中でも
社会派ドラマ/ヒューマンドラマと言うジャンルは
実際に社会で起きている問題
事件や犯罪をテーマにしたストーリが多く
とても見応えがあり、多くを考えせられるシーンが多岐に渡っています。

そんな社会問題を浮き彫りにした作品を5選、ご紹介したいと思います。




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□ MOTHER マザー

2020年公開

『17歳の少年の祖父母殺害事件』
実際に起きた事件から着想を得て描いています。

共依存の関係にある母と息子
しかし、息子は母親にネグレクト(育児放棄)され育ちました。

ゆがんだ母性が、とても切なく心が苛まれる作品でした。




□ 朝が来る

2020年公開

特別養子縁組を選択した夫妻と
中学生で妊娠・・・子供を手放した少女

そんな夫婦と少女のの心の葛藤を描いています。
不妊治療と若年妊娠、少子化に対する問題を提起した作品です。




□ ばあばはだいじょうぶ

2019年公開

原作は、楠章子(くすのきあきこ)さんの絵本です。
認知症が進行していく祖母の姿を小学生の孫の視点から描いています。

老い、介護問題、認知症(アルツハイマー)・・・
世界に先例のない高齢化最先進国となった日本の現状がわかる作品です。




□ 万引き家族

2018年公開

親の死亡届を出さずに年金の不正受給を続ける
度々ニュースになる題材を取り上げて描いています。

貧しい生活を万引きをしながら食いつなぐ5人家族?
ひょうんなことから親から虐待を受けていた少女を保護します。

家族の在り方や貧困問題に焦点をあてた作品です。




□ ヤクザと家族 The Family

2021年公開

暴対法(1991)や暴力団排除条例(2009)の施行により
携帯電話・銀行口座・家賃・保険契約すら本人名義ではできなくなった暴力団員
“しのぎ”と言われる収入を得るための手段も狭められていきます。

そして、『元暴5年条項』により離脱した暴力団員もまた苦境にたたされています。

そんな反社会勢力の現状を描いていた作品です。




□ まとめ

これまで、余り邦画を観る機会がなかったのですが
年末頃から、社会派ドラマを中心に邦画も観るようになりました。

日本の今を深く浮き彫りにした作品は、とても共感できるものですね。^^



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