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第3の医療

最後は自然に穏やかに・・・



皆さんは、「在宅医療」をご存知ですか?
通院医療、入院医療に次ぐ、「第3の医療」と呼ばれています。

医師や看護士、ケアマネージャーやホームヘルパーが連携し
チームとなって365日24時間
患者を支える訪問医療です。

また、病院とほぼ同じレベルの医療を受けれます。

対象者は・・・
高齢者、脳卒中の患者 末期がんの患者 終末期の患者
他にも、通院が困難な患者、自宅での療養を希望する患者

そんな在宅医療についてざっくりまとめてみました。




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□ 在宅医療 訪問チーム

訪問診療を行う為ケアプランを作り連携します。

訪問医師
訪問看護士
訪問薬剤師
ケアマネージャー
ホームヘルパー
訪問作業療法士
訪問歯科医師

また、訪問医師と病院の医師との「共同診察」も受けれます。

がんの緩和ケアの場合は、基本的に病院と同じケアができます。
痛み止めに使用するモルヒネなど、医療用麻薬は病院と同じように使えます。



□ 在宅医療 費用

医療費や薬代は医療保険が適用されます。

介護サービスは介護保険が適用されます。

レンタルや購入できるベッドや車いすなどの福祉器具は
介護保険から上限10万円(年間)まで支給されます。

自宅をバリアフリーにする費用の補助、介護リフォーム代(住宅改修費)は
介護保険から上限20万円までの工事に対して補助金が支給されます。




□ 在宅医療 患者のメリット

施設に入らなくても良い
病院で長期入院をしなくても良い
自宅で自由に過ごせる
病と闘う気力が増す
細やかなアドバイスが受けられる

財産や持ち物の整理、やり残したことを片付けることができる



□ まとめ

てっきり、高齢者になったり、がんになったら
施設や病院で、人生の最後を迎えるものだと思っていました。

費用にしても介護保険法に基づき
2000年4月1日から施行された介護保険でまかなうことができて安心です。

そして在宅医療は、長期入院よりも安いとも言われています。

また、細やかなケアが受けられ、患者本人の心地よさを感じながら
住み慣れた我が家で、好きな物に囲まれ
最後を迎えることができるのは最大の魅力かもしれません。

そんな在宅医療の需要は今後ますます高まりそうな感じがします。



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