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様々な生体認証技術
個人を特定する重要な個人情報




アメリカのAIベンチャーClearview社(クリアビュー社)
ネット上の画像を100億枚を使い顔認証の学習用に使ったことなどが
今回、個人情報の観点から問題視されました。

100億枚と言えば人種、 性別 、年齢、多岐に渡っていたことでしょう。
おそらく日本人も含まれていたのでは?

そして、許可を取らずに学習用として使われたとしてClearview社は訴訟も起こされています。

とは言え、犯罪捜査における集団の中から顔認証で容疑者を見つける技術
マスクをしても顔認証で容疑者を見つける技術など進歩しています。

顔認証含めた、生体認証は世界中の政府、捜査機関、民間企業で使われています。

生体認証は、強固なセキュリティと個人を特定する事にとても優れています。
「バイオメトリクス認証」とも呼ばれ、様々な種類があります。

今回は生体認証についてざっくりまとめてみました。




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□ 顔認証

仕組み
目、鼻、口の3点を基本として認証
位置や比率など様々な要素で個人を照合します。


□ 声帯認証(声紋認証)

仕組み
口、のど、鼻の動きの違いで個人を照合します。


□ 静脈認証

仕組み
近赤外線で指の静脈、手のひらの静脈のパターンで個人を照合します。


□ 虹彩認証・網膜認証

仕組み
虹彩認証は黒目の部分にある虹彩を使って個人を照合します。

網膜認証は網膜の毛細血管のパターンで個人を照合します。



□ 生体認証のリスク

顔や声は、加齢によって変化してしまい認証が出来なくなる可能性もあります。

指や手のひらは、傷やけがによって認証が出来ないケースもあります。

また、データーが盗まれるリスクもあります。
そして、何よりプライバシー保護の観点から取得したデータの取り扱いが需要です、



□ まとめ

生体認証は、IDやパスワードを使う認証とは違い
忘れることは無く、とてもスピーディに認証できます。

現在は、スマホ、スマートドア、銀行のATM,、企業でのID認証に使われています。

そして多くのベンチャー企業が生体認証技術に着手しています。
そのAIの学習データーはどこから用いられているのか?・・・

やはり気になるところですが、とは言え、生体認証技術が
犯罪捜査の抑止力になるのであれば素晴らしい技術なのは間違いありません。



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